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河津桜 in 三好池

この辺りでは三好池にかなりの数の河津桜が咲いている。写友と2回撮りに行った。撮影場の雰囲気はあまり良いとは思えないが雰囲気を狙ってみた。
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一本桜を
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枝の雰囲気を
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春先の桜は団子状に咲くのが多い。
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幻想性を狙って。 河津桜は一花でも絵になりそうだ。
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さて今年の桜撮影は何処にしようかな。

# by toka987 | 2024-03-17 19:05 | 令和6年3月の写真 | Comments(0)

雛まつり in 近江商人の街

立びな
 琵琶湖北部に滞在している時、チラシで近江商人の街で雛まつりがあることを知った。その中に気になる雛があった。この立びなだ。日本の雛の初期の作品だ。今までに瀬戸の収集家の展示会と渥美の館で見た2回だけであり、瀬戸では望遠で,渥美では撮影不可であった。ここでは残念ながら寝かせてあり、椅子を持ってきてできるだけ上から窓越に撮影した。
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雛が祭られるようになったのは室町期かららしく、この期の作品は残っていないらしく、有っても後の時期の疑いがあるらしい。従って雛らしい雛は寛永期かららしいがまだ見たことはない。それから元禄期、享保期と続く。
元禄雛
 元禄雛を今回初めて見た。2体あった。小さな雛だが体裁や特徴は享保雛と同じようだ。
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有職雛
 この雛は貴族がその官職に合わせて作ったもので綺麗な雛が二体あった。そこそこに珍しいものだ。
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享保雛
 この時代は町人が豊かになり、派手になり大型化し、幕府から贅沢禁止令が出た程だ。この雛は高さ60cmほどあり、私が見た最大の雛でしかも奇麗であった。女雛の冠は下ろしてあった。
 
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御殿飾り雛
 雛飾りは 親王かざり、御殿飾り、段飾り等があるらしい。どうやら親王飾りに始まり御殿飾り、段飾りへと発展したようだ(私の推測)。
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今回初めて目にしたのだが源氏飾りというのがあるらしい。源氏物語で描かれているように上から眺めるため、屋根を外しているらしい。地元の岩崎城にもあった。
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段飾り
 我々が青春を送った昭和時代に多かったように思う。女の子が生まれると実家から送られたものだ。この雛壇を親子が見ながら親が説明している。右大臣には若者が、左大臣には老人の雛が飾られているとか。よく考えたもので勉強になった。
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たぬき
 庭に奇妙なタヌキがいた。商人の街にはよく居るらしい。「他を抜く」の語呂合わせかとか。信楽焼きとは違うか。

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流し雛
 川に流し雛があった。藁に乗せて流すのを見たことはあるが此処では竹に乗せていた。
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江戸時代の御殿飾り
 昭和初・中期の作品より豪華だ。
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雛飾りの歴史が地元の岩崎城の会場で説明してある。勉強になった。要約すると 初めは平安時代の民衆の形代人形の厄流し、と貴族のひいなあそびから合体し立びなになり、座り雛に発展し、見て来たその時代の雛人形へと変わって行ったようだ。

# by toka987 | 2024-03-13 12:07 | 令和6年3月の写真 | Comments(2)

野面積みの石垣 in 安土城址

浜松城の野面積みの石垣
 浜松城は徳川家康の居城として知られ、野趣溢れる石垣として有名である。
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この石垣の構造が展示してあり、良く分かりる。
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安土城址の最古の野面積み石垣
 石積みの城郭を最初に造ったのは織田信長の安土城だと言われており、近くを通ったので寄ってみた。200m近い小山の平山城で山全体に石垣がある。旧態を留めるのは黒金門近くの一部だ。
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姫路城の扇の要状の石垣
 城の石垣は時代が進むにつれて形が整い、優美に成っていく。
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名古屋城の東門近くの石垣
 実に形の整った石垣である。確かに加工技術が良くなり優美になったかも知れないが、石工の知恵や工夫も無くなり、面白味が無くなったように思われる。個人的には美術的にも面白くない。
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安土城では石垣に石仏や仏石足が使われたらしい。そんなに石材が不足したのか?
仏足石
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石仏
 石段に見られる石仏
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信長は一向宗と戦い佛を恐れぬ武将と思っていたが安土城に総見寺があったらしく、”あれ!”っと思った。

# by toka987 | 2024-03-09 22:28 | 令和6年3月の写真 | Comments(5)

冬の合掌造りあれこれ

白川郷の合掌造り集落
中部地方で合掌造りと言えば誰でも 白川郷 を思い浮かべるだろう。私は何度も撮影に出かけた。そして合掌造り集落とはこんなものだと思っていた。今回、高山市周辺の氷のイベントを撮ってみたいと2拍3日で高山市と平湯温泉へ出かけた。昼間は空いていたので昨年撮り損ねた明善寺の鐘楼を撮りに行った。その後高山市の飛騨の郷に寄った。特に興味があったわけでは無い。ところがここの合掌造りを見て ”あれ!” っと思った。そう白川郷の合掌造り集落とは違った建物があるではないか。下の写真は展望台から撮った大写しの白川郷だ。明善寺を除いてほとんどが切妻屋根で縁がストンと落ちている。
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この写真は別所温泉の常楽寺の本堂だ。茅葺き屋根が丸っこく実に美しかった。茅葺き屋根だ。屋根の縁が丸くなっている。
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常楽寺の本堂正面
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飛騨の郷の寄棟造り
 ここには寄棟造りの合掌家屋があり、縁が丸くなっている。白川郷の合掌家屋と異なっている。天気が良く、南斜面は雪が溶けて湯けむりが立っている。
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この家屋には屋根の一部に明かり屋根・窓が付いている。
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この写真は白川郷の合掌造りのお寺の屋根で寄棟造りだ。多分この集落で唯一つではないか。やはり縁はストンと落ちている。
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明善寺の鐘楼
 この鐘楼は茅葺き屋根で珍しいそうだ。私はこの梵鐘の仏さまの絵が気になったのだ。鐘の腹に絵が描かれているのを初めて見た。この写真を撮るのを唯一の目的で訪れたのだ。が残念ながら戦後の作であり、残念ではあるがなるほどと思った。たぶん飛天の絵で琵琶?と横笛?を持っている。
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北アルプスの山並み
 私は山家だ。長野側から登った数は数知れずだが岐阜側から全貌を見たことはなかった。

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今回は合掌造りにもいろいろある事を知った。はたして飛騨の郷の合掌造りは何処の物か、他の地域はどうなのか、気のなってきた。

# by toka987 | 2024-02-29 18:31 | 令和6年2月の写真 | Comments(6)

氷点下の森 in 秋神温泉・高山市

氷点下の森
 高山市から1時間程木曽側に行った所にライトアップされた氷のオブジェの森がある。カラフルな氷柱が立っている。100mほどあり全体像を撮るのは無理だ。先ずは広く撮ってみた。
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喫茶店内から撮った一枚だ。
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川端にも氷柱が並んでいる。
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家見たいな氷の壁が内からカラフルな光で照らされている。
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この様なオブジェもある。
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氷柱の上に雪が積もり溶けて大きな氷の塊ができている。
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シャボン玉を飛ばすとー3度以下になると氷玉ができるらしい。
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この氷点下の森は一人の外人・東欧系の人が作っているらしい。喫茶店で気楽に楽しく話してくれた。芸術性の高い表現も出来そうな気がした。

# by toka987 | 2024-02-19 23:32 | 令和6年2月の写真 | Comments(0)