雛祭り2

江戸時代後期の雛
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 雛祭りもほぼ終わりに近づいた。岩村の雛に興味があり撮影に出かけた。紺屋・土佐屋には顔が美しい江戸後期作の雛がある。この雛は享保雛の特徴である面長、切れ目、能面面であるその特徴を備えているが享保雛ではないらしい。何故なら五衣を纏っていない。岩村の享保雛は3体ほどあるがすべて五衣を纏っていない。ところが前作品の瀬戸の享保雛は面長の顔立ちだけが一般に言われている特徴とは異なっており丸顔である。この雛はコレクターの収集品で出所来歴が明らかである。江戸期にはまた古今雛があり、顔立ちは写実的で現代雛まで継がれており、明治期以降の作品はすべてこの顔立ちであることは前作を見ていただけばわかる。いずれにしても未だ謎の多い雛である。学芸員の奮発を期待したい。
吊るし雛
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 この雛の発祥は伊豆の稲取温泉と言われている。今では至る所で見られる。東山植物園の合掌家屋、足助でも見られる。この写真は岩村の勝川家で撮ったものである。岩村の人々は親切でこちらの要望にはよく答えてくれ、撮影者にはありがたい。モデルを務めてもらったこともあるし、作品展を開かないかと誘われたこともある。

by toka987 | 2013-03-20 10:20 | 13.3月の写真 | Comments(2)

Commented by 早合点 at 2013-03-20 19:20 x
ひな祭りは、優雅ですね。
吊り雛は、最近、良く見かけますね。特に、ご婦人方が、趣味や施設慰問に作られています。
Commented by toka987 at 2013-03-20 23:36
そうですね。最近よく見かけるようになってきましたね。新しいものが多いようです。足助には一軒作者がいました。