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竹鼻ふじまつり

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 名古屋近辺で藤の名所といえば曼荼羅寺や津島公園であろうか。新聞、テレビでよく見かける。どちらも数回訪れた。撮影で京都を訪れるときには新幹線岐阜羽島駅をよく使う。家から1時間半程で京都駅に立てる。駅に置いてあるパンフレットに竹鼻別院藤まつりがあった。少しおもしろい撮影が期待される。他と違って有る藤は樹齢300年以上の一本の藤である。
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 手入れがおもしろい。所々に一本の枝が垂れ下がっており、その内の一本の前に記念撮影台が顔抜き絵で用意されている。手入れ者のセンスがうかがい知れ好感が持てる。
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 お寺の床の上から覆い被さるように撮ってみた。
おもてなし
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 こういうイベントでは茶席が用意されているのが通例で私がいただくのも通例だ。特別なお菓子が用意されていてなかなか美味しい。抹茶も美味しかった。
茶菓
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 お菓子は藤には藤の花、紫陽花には紫陽花にちなんだ物が用意されている。
竹鼻太鼓
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 今日はお祭り日だ。境内で勇壮な太鼓の演奏があった。演者の表情が少し乏しく、捉えるのが難しい。これで精一杯だ。
龍の天井絵
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 竹鼻別院より少し離れた曹洞宗本覚寺の本堂天井に龍の絵が描かれている。江戸末期に描かれた。通常は撮影禁止だが本日は無罪放免だ。運が良い。ちょっと迫力に欠けるような気がした。禅宗では龍にちなんだ逸話が多い。鯉の滝登りでは登り切ると龍になり天に昇るとか。座禅で終業して悟りを開く喩えであったり、登竜門であったり、枯山水庭園なども関係している。本日はお坊さんによる特別講話が聞かれた。
山車
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 山車が巡航したり、広場に展示してある。刺繍か織り方か分らないが幕が貴重で高価ならしい。一枚でベンツが買えるぐらいの値段らしい。

by toka987 | 2017-05-04 12:34 | 17年5月 | Comments(2)

Commented by ctieko at 2017-05-05 20:42
前回の山藤も良かったですが、
今回の300年以上の竹鼻の藤の花は見事ですね。
三枚目の藤の花も好きですが茶席の赤い傘と対比した藤の花も好きです。
演者の表情が少し乏しく~本当ですね。
皆さんお疲れなのか、緊張しているのかしら。
Commented by toka987 at 2017-05-05 23:17
ctiekoさん、コメントありがとうございます。藤の花の写真上手く撮れずいろいろと狙ってみました。
まあそこそこの物が撮れたかなと思います。少なくとも曼荼羅寺や天王川公園の時よりはましな物が撮れた気がします。
まあもう少しいろいろと試してみたいと思っています。茶臼山の芝ザクラ如何でしたか。