大徳寺

大徳寺
 玉の輿神社東門で ”あぶり餅” を食べたあと大徳寺を訪れた。せっかく来たのであるから写真でよく見る大仙院の枯山水庭園を見るためである。写真を撮らしてくれるならまず一番にであるがここはすべて撮影禁止である。そこであまり乗り気ではなかったがどんなものか一度後学のために見てこようと思った。禅宗寺院の枯山水は通常禅思想を反映し抽象的な意味を持たせて石庭を造っている。ここの枯山水はまさに禅思想を叙述に物語った作庭となっており、まったく驚いた。禅寺の枯山水を理解するにはいの一番に見るべきだったと少し後悔した。ここを見に来てよかったと思った。ガイドの説明を受けると特によく分る。たぶん普通は作庭師が庭を造ると思うがここは開創禅師自らが造ったために禅思想そのままを反映した作庭となっていると思う。
仏殿 
 大徳寺は千利休が切腹に追いやられた山門や沢庵和尚と宮本武蔵の逸話でよく知られている。山門は入場禁止だしおもしろみがないが何故か仏殿だけは見ることが出来た。不謹慎だとは思ったが仏像を撮らせてもらった。殿の影や内部の窓が気に入ったので撮っておいた。
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龍源院塔頭
 大徳寺には21の塔頭があるらしいが公開されているのは四塔頭だけだという。寺内で精進料理を食べた後この塔頭を訪れた。この庭は阿吽の石庭ともいい、阿と吽の基礎石を元に作庭されている。元は聚楽第にあった石らしい。阿と吽の距離が大きく離れているため阿石周辺のみを載せた。
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方丈龍雲図
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秀吉と家康の対局碁盤
 四方に蒔絵した逸品の重要美術品とか。
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方丈前石庭
 蓬莱山、鶴島、亀島と白砂の大海原からなっており、雑物一つ無い蓬莱思想を取り入れた秀逸な石庭とか。
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竜吟庭
 三尊石組みからなる須弥山形式で相阿弥の作と伝えられている。青々とした苔の大海原に石組みの陸地、中央に高く須弥山が聳え立っている。
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興臨院石庭
 興臨院が特別開帳されていた。畠山家と前田家の菩提寺だとか。石庭が気に入った。
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ムンクの叫び
 方丈前の床板におもしろい模様・年輪が見られた。ムンクの叫びの絵の人物のようであった。
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by toka987 | 2017-09-23 23:57 | 17.9月の写真 | Comments(4)

Commented by shb3539 at 2017-09-24 03:18
ムンクの叫びよく気が付きましたね。諸事造詣の深さに感心します。
Commented by toka987 at 2017-09-24 07:04
> shb3539さん,たまたま石庭を撮ろうと坐りかけたら軒下の板におもしろい形を発見しただけです。諸事に造詣が深いのではありません。新しいことに出くわしたときどう対処するか私のやり方をテストしているだけです。
Commented by kazukagu at 2017-09-25 09:51
仏像の撮影禁止はよくあることですが、商業的にコピーするなどの雑念がなく美しいものを撮影したいという気持ちが許されないのをいつも残念に思っています。
Commented by toka987 at 2017-09-25 10:39
> kazukaguさん,お久しぶりですね。ありがとうございます。ご指摘の通りだと思います。最近分裂症の人が多くなんでもかんでも細かく分けてその事だけをとやかく言う人が多くどう言ったものか考えさせられます。慈悲深い顔、思案げな顔などを見ると何を思っているのか想像を巡らしたくなります。