ハナラッキョウ・花辣韮
10月下旬2転、3転したが再び新城を訪れる機会を得た。前回に載せなかった山野草を載せる。花辣韮が盛期を迎えていた。説明書によると花辣韮と書いてある。ところが図鑑によるとそのような品種はなく俗称だと書いてある。山辣韮と書いてある説明もあり食べられるとか食べられないとかとも書いてある。混沌として迷ってしまった。辣韮の色は通常赤紫色らしい。群生すると白花辣韮が見られることがあるらしいがここでは群生していないのに一本だけ白花があった。思ったよりおもしろいと思った。下から順番に咲き、咲くと下を向く。頂上辺りの花は上を向くらしいがここでは見られなかった。
センブリ・千振
普通のセンブリが今回は咲いていた。白色の花弁だが筋があった。華やかさはムラサキセンブリが上だろう。
ホソバリンドウ・細葉竜胆
何処にでも咲いている普通のリンドウである。五色園でもいっぱい咲いている。
エンシュウハグマ・遠州白熊
今回はもう終盤であり、花柱が茶色になっていた。水滴がまとわりつきおもしろいと思った。
ムラサキセンブリ・紫千振
今回も一番のお目当てであった。盛期で道端にいっぱい咲いていた。この花は人なつこい花である。何故か、ここに咲いているからみてちょうだいと言わんばかりに通り道の傍で咲いている。ここでは4種類、4,5、6、7花弁が見られた。記録によるとあとは3枚と8枚だけとなった。
道祖神
岩陰に小さな道祖神があった。誰かが彫って飾った新しい物であろう。