原型 of 龍安寺石庭 in 御嵩・愚渓寺

原型 of 龍安寺石庭
 御嵩に愚渓寺という禅寺がある。開山は義天玄承和尚と言われ後に龍安寺の開山和尚となった人である。そこから龍安寺の石庭は愚渓寺の石庭を原型に作庭されたと言われている。龍安寺の石庭はそのコンセプト・概念が今だ未定で多くの専門家が様々な意見約50件が提案されている。あげくは鑑賞者が自由に想像するのが良いとまで言われ、エリザベス女王が絶賛した事から世界の名庭となった。私の個人的な見解だがこの庭は臥竜の庭で作庭家・重森氏の概念を支持したい。
石庭全景
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石廻の砂紋
 この庭は 臥竜の石庭 と言われ、仏教精神を抽象的に表現している。龍は悟りの境地に至ることを表し、禅寺では絵画などでよく見かける。
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波のうねり
 砂紋は海を表し、ここでは波がうねっており、このようなうねりは初めて見る。
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手水口
 手製の手水口がおもしろい。よく工夫されている。龍の手水口は一般的な寺院に多く、大寺院や神社では又違ったものもある。
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石仏
 庭園入り口前に石仏がある。古そうだが謂われは分らない。子供みたいである。
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夏椿
 庭園入り口の門を入ると綺麗な白い花が咲いている。ナツツバキだ。この花はよく知っていたがこんなに清楚で綺麗だとは今まで気がつかなかった。庭によく似合う。仏教寺院では聖樹・沙羅双樹に似せて植えられている事がある。
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金糸梅
 近くの みたけの森 へ笹百合を見に行ったがすでに遅く、枯れかけが数本見られただけであった。この金糸梅が鮮やかに咲いていた。
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by toka987 | 2018-06-21 07:08 | 18年6月の写真 | Comments(2)

Commented by kazukagu at 2018-06-22 10:45
専門家ならではの、何気なく見過ごすような点まで詳しく解説いただき、いつも勉強させてもらっています。
Commented by toka987 at 2018-06-22 16:14
> kazukaguさん,ご訪問ありがとうございます。私は専門家ではありませんので毎回私自身が勉強させていただいています。行くところに勉強の種があり、それが私の楽しみみたいなものです。お互いに勉強を楽しみましょう。